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第108回 太平洋展 



馬の絵を描いている友人が美術展に出品するというので
招待状を送ってくれた。今回で3回目。

第108回 太平洋展 (主催:社団法人 太平洋美術会)
於:新国立美術館(東京・六本木)

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ここの美術館は 近代的デザインでとても美しい

地下鉄出口からエントランスまで続くウッドデッキ調の通路
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明るくて開放的。公園の緑がまぶしい。


入り口から見たロビー
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趣きある古いものもいいけど このシャープな美しさもいいなと思う
ちょっと都会人になった気になる


展示室の様子(このくらいだったら載せてもいいかな)
20120518_6.jpg


とても明る広々してて、パーティッションで区切られたブースがいくつもある。
友人の絵がどこに掲げられているかをあえて聞かず、出会うのを楽しみに
全部の絵をのんびり見て歩くのは楽しい。

広い通路のところどころにソファがあるので、座ってのーんびり
眺めていられるのもいい。

今日は昼に1時間ほど雷雨が通り過ぎていって、雨があがってから出てきた
のだけど、座って眺めていたら、今度は地震。結構揺れて、

「夫と子どもは家にいないから大丈夫。でもハナが家で留守番してるっ
やばいかもっっっっっっ」

「ついに東京直下?! 家まで歩いて帰る?!」
(年1回しかこないこの日にナゼ)

なんて頭をよぎり、思わず息子に電話してしまった。

周りの関係者の方も家に電話してて「大したことないのね」って話してたのを
聞いて安心したけど、昨年の3月11日、地震が収まると思ったらそこから増幅
した記憶はリアルに残っていて怖かった。震度3だったらしいけど、ずっと大きく
感じたなぁ。

夕飯タイムになってしまったので、滞在1時間ほどで速攻トンボ帰り。
ふと見ると、隣でセザンヌ展、エルミタージュ美術館展をやっていた。

ここまで交通費をかけてきて、これらの有名な美術展を見ないで帰るのは
どうなんだ?!と思ったけど、入り口からちらっと見た、暗い中にライト
アップされてこれみよがしに展示されている様子で入りたくなくなり、
帰ってきてしまった。

20年前、ルーブル美術館に行ったけど、天井が高く荘厳なのに自由で、
そこここで学生達が床に座り込んで模写してたり、観光客が写真をとってたり、
誰もが自分の時間、空間全部を楽しんでいる感じがすごく居心地がよかった。

ゴッホ展とかモネ展とか、前に見たことあるけど、あんまし覚えてない(^^;
絵心の全くない私は、ぱっと見ても絵のことはよくわからない。

一目見たときに「家に持って帰って飾りたいな」と思ったものとか、

ずーっと絵の前でぼーっと眺めているうちに自分の中に湧き上がる感覚があった時
とか、その感覚と作者のタイトルが一致したときとか

そんな時、いいなぁって思うくらいで。

今回友人が出品した作品のタイトルは 
「追悼:明日会うために」

見ていて涙が出てしまった
招待状には「津波で犠牲になった馬たちのことを思って描きました」と
添えてありました。


他に見ていて、いいなぁって思った絵は
「但馬路 早春」

というタイトルのもの。
売ってもらえないかなぁって思っちゃった(不謹慎?)
ここに写真を載せられないのが残念。




絵といえば、夫も 父親も 父方の祖父も 上手い

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下の娘が生まれるとき(私が入院していた間)に夫が描いた絵
21年間ずっと玄関に飾ってある


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今年の正月に父から届いた年賀状
毎年、自分が描いた絵を写真にして送ってくる
えっと・・・・これはなんでしょう??


父も 会津に絵を描きに行きたいって言ってたなぁ
元気なうちに一緒に行きたいな、ハナも連れて

20120518_10.jpg
「え?! どこいくの おさんぽ?」







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