掛け違え続きだった四阿屋山(ワンコと山歩き)
2016/05/19 Thu. 23:38 [edit] - category:奥武蔵・秩父
4月からGWまではお陰さまでシッターの依頼をたくさんいただき、さらにデータベースの仕事やHP作成仕事も重なって、遠出できる日なしでした。でもお仕事いただけるのは何よりありがたい。
そして、一息ついて時間が作れたので、山行きを計画!
中央道方面、楽だけどちょっと飽きたので、行ったことのない秩父方面がいいな。そして、山頂直下は鎖場で無理かもしれないけれど、駐車場とトイレとお風呂があり、周回できる初心者でも楽しめると紹介されている「四阿屋山」に白羽の矢を立ててみました。
5時にハナの吠える声で起こされ(一体なんだったんだか)、お陰でゆっくり用意して7時前出発、 高坂SAで30分以上遊んで、花園IC経由で小鹿町の薬師の湯(道の駅)に着いたのが9時半。なんだ、意外と近いじゃない。
今日のコースは

薬師寺コースで登って 鳥居山コースで降りてくる 簡単な周回コース
下りで一か所、大きく曲がるところ(赤矢印)だけ注意すれば問題ない
はずだったんだけど・・・
10時出発。
まずは薬師寺でよろしくお願いしますの祈願

花菖蒲園から山の中に入るのだけど、そこまでちょっと車道歩き。しかしすでに暑い・・・
正面に四阿屋山の山頂が見える

正面の道が曲がるところまでだ、がんばれ~
花菖蒲園到着。ハナ暑さにちょっとバテぎみ。

トイレここにしかないから再度行っておく。ハナも靴をはかないと。
ここで実はちょっと気持ちが迷った。鳥居山コースからあがれば、薬師寺コースで戻る時にぶつかる車道先の駐車場にトイレがあるから、その方が安心じゃないかなって。。。 後からのタラレバでいえば、ここでこの心の声に従っておけばよかったのだけど、この時は最初の予定通りにしてしまった。
というのも、花菖蒲園は職人さん達が手入れの際中で、いのししに掘られるからとこの時はコースにネットを張って通れなくなっていたのです。迷っていたときに「どっちコース(鳥居山か薬師寺か)?」と聞かれ、思わず最初の予定(薬師)を口にしてしまい、ネットをはずして登山道のところまで道案内していただいたので、途中で「やっぱりやめた」もできなかったというのもあり。
そしてここで「鳥居」という名称が頭に焼きついてしまったのも後々の下山道間違えの原因に。
山道入り口

右があずまや山。右へ行きます。でもこの時左方向(周回して戻る方向の)「薬師堂」という地名にも意識がいけばよかったんだけどね・・・
気持ちよさそうな道です

なにもそんなメンドクサイことをしなくても

途中の案内看板

実は撮っただけでちゃんとその場で見なかった。事前に読んだガイド本にあった「登って左手方向に展望台」という紹介だけが頭に入っていて、この看板を見ると展望台は右ですね(
そりゃ、着かないわけだわ)。
一旦車道に出てまた山道

緑がまぶしい

気持ちのいい道が続く

車道あたりから小学生の遠足団体が後ろから来ていたので、追いつかれないようちょっと急いでいたんだけど、やっぱり休憩

追いぬいていく小学生達に次々声をかけてもらって、最後囲まれて撫でてもらいました(^^)
で、(思い込みで)左手へ行ったために展望台が見つからず、ちょうど引率の先生が左手下方向から休憩して戻ってきた様子だったので「あずまやは(東屋は)どっちでしょう」と聞いたら、このまま上がればありますよと言われ、「?」と思いつつ歩くもないので、展望台から武甲山が見えると楽しみにしてたのだけど、そのまま奥社まで一気登り。
先生はたぶん「東屋」ではなくて「四阿屋」だと思ったのでしょう。紛らわし。
奥社でもご挨拶して

両神山の神様ヨ
ちょっと休憩して、山頂へ行ってみます

無理だったら引き返そう
鎖場はハナが自力で登るには段差がきつすぎて、私が抱き上げながら進む

段差高くてもどんどんトライしていくハナが、初めてギブアップした
Uターンして下ろうとする。
いつもなら、「じゃ、帰ろうか」になるんだけど、今日は頑張るから頑張って! あと15mほど。もうニ度と来なくてもいいから、今日だけつきあってちょうだい
ふーふー言いながら山頂到着



両神山

ん~ 堂平山から見た時の方が感動したな。でも累々と続く緑の峰がきれい。
さて、ではゆっくりお昼を食べようと思ったら、虫がすごい。それもハナにハエがわんさか寄ってきてとまるし、ハナの周りでぶんぶん飛ぶものだから、ハナがちょっと異常なテンションになってしまって、とても落ち着いて座っていられる状況じゃなくなる。
仕方ない、写真だけ撮って降りよう(そんなんで適当撮り)

山頂滞在時間10分でした。綺麗な蝶やトンボもいて、もう少しいたかったけど残念。

下りもハナを待たせて私が降りてハナを受け止めて・・・の繰り返し。人間一人身だったらなんてことない鎖場だけど、ハナと二人だからちょっと大変だった。でもすごく(私は)楽しかった。

奥社まで戻ってお昼ごはん

ゆっくり休憩して元気回復したので下山します

奥社から戻って左手へそれるのだけど、その案内板には「柏沢・薬師寺」と書かれている。
柏沢? どこそれ? 鳥居山コースじゃないの? 花菖蒲園の沢が「柏沢」なのかなと思い(こませ)ながら進む。
地図はいつも地形図とガイド本のコピーを持っている。この程度の山で地形図はいらないだろうけれど、これは私の地図読み練習かねた遊び。この時も持っているもの全部(地形図、ガイド本コピー、コンパス)出して確認すればよかったのだ。
地形図は実寸だと等高線が細かくて(老眼では)判読できないから、かなり拡大出力している。

これが持っていったもの。拡大するから、必然的に範囲は狭くなる。
でももう少し広域のものも出していけば

ちゃんと「柏沢」という地名が入っていたのだ。そして「薬師堂」という地名も。
(オチを言うと、この赤線ルートを歩く羽目になった。四角形の3辺歩き)
ガイド本コピーを後から見直したら、そこにもちゃんと「柏沢」「柏沢コース」書かれていた。要するに、事前にちゃんと読んでおけばよかっただけの話。
途中で右に大きく折れることだけ注意すれば大丈夫だったのだけど、「鳥居」が出てくると思いこんでいたから、出てきた「薬師寺」という案内を「薬師寺コースに戻る」と取り違え、あろうことかスル―。ハナがそっちに行きかけたのを引き戻しての道間違い。アホだ。
緑が綺麗。風も気持ちいい。来てよかったな~(道間違いにも気づかず)

この辺りからちょっと不安感がよぎる。鳥居山コースは山頂を見ながら歩ける尾根のはず。ここは尾根のに阻まれて山頂は見えない。

ハナ、少しお疲れ。もうちょっとだけ歩いてね。
鉄塔到着。標高もあってる感じ。なんだ間違えてなかったじゃない(それが間違い)

鉄塔の先に双子山

さすがにハナが疲れてきたのでここから抱っこ

かーさん頑張るヨ
この後、だんだん道幅が広がってきて、「大平バス停近道」の案内板があったものの、大平がどこかわからず、「花菖蒲園の車道だろう」と思いこんでパスし、そのまま本道を進むと、道は林道になって轍まで出てきて、ジグザグ下りとなった辺りで、「これは間違えた」とはっきりわかったのだけど、とても登って戻る根性はなく、降りてから街歩きを覚悟する。
柏沢登山口に到着(振り返ったところ)

関係者以外進入禁止になってました
15時下山。幸い時間はたっぷり余裕がある。
しかし、この日は夏日で、山影から村道に出たとたん、ものすごい暑さに囲まれる。
T字路脇の公民館でしばし呆然休憩。写真を撮る気力もなし。
とりあえず、ハナとおやつを食べる。(転嫁行動というやつですかね)
あまり暑いので、いっそ夕方5時までここに座って涼しくなってから歩こうかとも思ったけど、下道歩きの距離も時間もわからないから、出発する。道の駅の方向だけはわかる。県道にさえ出られれば大丈夫。
車道歩き。暑い。。。。

頭の中に 「この日の田中、ロードを50Km進む」というフレーズが流れる
(グレートトラバース)
たぶん私は数キロ歩くだけ。田中さんの7000kmって、想像を絶する。でも背中にリュック背負って、前に7.5Kgの犬を抱えてる私もなかなかのハンデだと思う。
遠くに四阿屋山

さっきまであそこにいたんだな~(嬉)
ハナは犬用抱っこ斜めがけ袋に収まって楽ちん

でも実は、互いの体温でお互い暑い(^^;
道端で休憩

下校中の子供たちに「こんにちは~」って声をかけられる。
たぶん正面に見える山の手前までは行かないといけないはず。
実は心の片隅に、村営バスが通ったら乗せてもらえないだろうかという頼り気持ちがあったのだけど、途中から「絶対自力でやりぬく」って腹が固まった。せっかくの景色と、ハナとの時間を楽しみながら、とにかく一歩一歩歩く。それだけ。
やっと目指す県道が見えてほっとしたら、バス停(小屋になっている)に座っていた年配の女性から、「あら犬?」と声をかけられた。「よかったら休んでいけば」と言われ、しばしそこでおしゃべり。老年の男性もいて、「四阿屋山行ったんですけど下山道間違えて歩いているんですよ」と言うと、よく女一人で山に入れるね、勇敢だとびっくりされる。
いや、私もハナがいなかったら一人では山歩き怖くてできない。少なくとも、もっとたくさん人がいる山じゃないと一人では無理。ハナがいるから平気なのだ。
「よそから皆くるけれど、ここはいいところかしら? 自分は山育ちだけど、山も川も怖くて行ったことがない」と女性は言っていたけれど、遊びで訪れるのと住んで生活するのはね、やっぱり違うことだから。
話をしてるうちに元気が出て、残り1キロ強、無事に歩き通せました。
登山口の両神神社と薬師寺でお礼を言って、駐車場で二人でクールダウン。
ハナのハァハァがなかなか止まらなくて、1時間近く様子見。落ち着いたので薬師の湯でさっぱり。下山口に温泉があるのって最高。
帰宅準備をしていたら、となりのワゴン車の男性は、登山道具を車にしまってそのまま動く気配がない。このまま車中泊をして、明日両神山へ行くのかも。朝、花菖蒲園の職人さん達が、土日の両神山駐車場は、林道に3キロ車が連なるって言っていた。山歩き+3Kmってちょっと大変。
今回の反省事項とタラレバはたくさんあるけれど、無理かなと思っていた山頂直下の急登鎖場をハナと登れて頂上に行け、無事怪我もなく帰宅できたから、100%満足の山歩きでした。
花菖蒲は6月一週目あたりが見頃だそうです。
ちなみに、帰宅後の復習でガイド本に「鳥居山という名前は山中でどこにも出てこない」と書かれているのを発見。そんなのあり~?
@思いこみを「これは思いこみ」と気づく方法は?
>>お留守中のペットのお世話はお任せください(ペットシッターアンディーローレル)
そして、一息ついて時間が作れたので、山行きを計画!
中央道方面、楽だけどちょっと飽きたので、行ったことのない秩父方面がいいな。そして、山頂直下は鎖場で無理かもしれないけれど、駐車場とトイレとお風呂があり、周回できる初心者でも楽しめると紹介されている「四阿屋山」に白羽の矢を立ててみました。
5時にハナの吠える声で起こされ(一体なんだったんだか)、お陰でゆっくり用意して7時前出発、 高坂SAで30分以上遊んで、花園IC経由で小鹿町の薬師の湯(道の駅)に着いたのが9時半。なんだ、意外と近いじゃない。
今日のコースは

薬師寺コースで登って 鳥居山コースで降りてくる 簡単な周回コース
下りで一か所、大きく曲がるところ(赤矢印)だけ注意すれば問題ない
はずだったんだけど・・・
10時出発。
まずは薬師寺でよろしくお願いしますの祈願

花菖蒲園から山の中に入るのだけど、そこまでちょっと車道歩き。しかしすでに暑い・・・
正面に四阿屋山の山頂が見える

正面の道が曲がるところまでだ、がんばれ~
花菖蒲園到着。ハナ暑さにちょっとバテぎみ。

トイレここにしかないから再度行っておく。ハナも靴をはかないと。
ここで実はちょっと気持ちが迷った。鳥居山コースからあがれば、薬師寺コースで戻る時にぶつかる車道先の駐車場にトイレがあるから、その方が安心じゃないかなって。。。 後からのタラレバでいえば、ここでこの心の声に従っておけばよかったのだけど、この時は最初の予定通りにしてしまった。
というのも、花菖蒲園は職人さん達が手入れの際中で、いのししに掘られるからとこの時はコースにネットを張って通れなくなっていたのです。迷っていたときに「どっちコース(鳥居山か薬師寺か)?」と聞かれ、思わず最初の予定(薬師)を口にしてしまい、ネットをはずして登山道のところまで道案内していただいたので、途中で「やっぱりやめた」もできなかったというのもあり。
そしてここで「鳥居」という名称が頭に焼きついてしまったのも後々の下山道間違えの原因に。
山道入り口

右があずまや山。右へ行きます。でもこの時左方向(周回して戻る方向の)「薬師堂」という地名にも意識がいけばよかったんだけどね・・・
気持ちよさそうな道です

なにもそんなメンドクサイことをしなくても

途中の案内看板

実は撮っただけでちゃんとその場で見なかった。事前に読んだガイド本にあった「登って左手方向に展望台」という紹介だけが頭に入っていて、この看板を見ると展望台は右ですね(
そりゃ、着かないわけだわ)。
一旦車道に出てまた山道

緑がまぶしい

気持ちのいい道が続く

車道あたりから小学生の遠足団体が後ろから来ていたので、追いつかれないようちょっと急いでいたんだけど、やっぱり休憩

追いぬいていく小学生達に次々声をかけてもらって、最後囲まれて撫でてもらいました(^^)
で、(思い込みで)左手へ行ったために展望台が見つからず、ちょうど引率の先生が左手下方向から休憩して戻ってきた様子だったので「あずまやは(東屋は)どっちでしょう」と聞いたら、このまま上がればありますよと言われ、「?」と思いつつ歩くもないので、展望台から武甲山が見えると楽しみにしてたのだけど、そのまま奥社まで一気登り。
先生はたぶん「東屋」ではなくて「四阿屋」だと思ったのでしょう。紛らわし。
奥社でもご挨拶して

両神山の神様ヨ
ちょっと休憩して、山頂へ行ってみます

無理だったら引き返そう
鎖場はハナが自力で登るには段差がきつすぎて、私が抱き上げながら進む

段差高くてもどんどんトライしていくハナが、初めてギブアップした
Uターンして下ろうとする。
いつもなら、「じゃ、帰ろうか」になるんだけど、今日は頑張るから頑張って! あと15mほど。もうニ度と来なくてもいいから、今日だけつきあってちょうだい
ふーふー言いながら山頂到着



両神山

ん~ 堂平山から見た時の方が感動したな。でも累々と続く緑の峰がきれい。
さて、ではゆっくりお昼を食べようと思ったら、虫がすごい。それもハナにハエがわんさか寄ってきてとまるし、ハナの周りでぶんぶん飛ぶものだから、ハナがちょっと異常なテンションになってしまって、とても落ち着いて座っていられる状況じゃなくなる。
仕方ない、写真だけ撮って降りよう(そんなんで適当撮り)

山頂滞在時間10分でした。綺麗な蝶やトンボもいて、もう少しいたかったけど残念。

下りもハナを待たせて私が降りてハナを受け止めて・・・の繰り返し。人間一人身だったらなんてことない鎖場だけど、ハナと二人だからちょっと大変だった。でもすごく(私は)楽しかった。

奥社まで戻ってお昼ごはん

ゆっくり休憩して元気回復したので下山します

奥社から戻って左手へそれるのだけど、その案内板には「柏沢・薬師寺」と書かれている。
柏沢? どこそれ? 鳥居山コースじゃないの? 花菖蒲園の沢が「柏沢」なのかなと思い(こませ)ながら進む。
地図はいつも地形図とガイド本のコピーを持っている。この程度の山で地形図はいらないだろうけれど、これは私の地図読み練習かねた遊び。この時も持っているもの全部(地形図、ガイド本コピー、コンパス)出して確認すればよかったのだ。
地形図は実寸だと等高線が細かくて(老眼では)判読できないから、かなり拡大出力している。

これが持っていったもの。拡大するから、必然的に範囲は狭くなる。
でももう少し広域のものも出していけば

ちゃんと「柏沢」という地名が入っていたのだ。そして「薬師堂」という地名も。
(オチを言うと、この赤線ルートを歩く羽目になった。四角形の3辺歩き)
ガイド本コピーを後から見直したら、そこにもちゃんと「柏沢」「柏沢コース」書かれていた。要するに、事前にちゃんと読んでおけばよかっただけの話。
途中で右に大きく折れることだけ注意すれば大丈夫だったのだけど、「鳥居」が出てくると思いこんでいたから、出てきた「薬師寺」という案内を「薬師寺コースに戻る」と取り違え、あろうことかスル―。ハナがそっちに行きかけたのを引き戻しての道間違い。アホだ。
緑が綺麗。風も気持ちいい。来てよかったな~(道間違いにも気づかず)

この辺りからちょっと不安感がよぎる。鳥居山コースは山頂を見ながら歩ける尾根のはず。ここは尾根のに阻まれて山頂は見えない。

ハナ、少しお疲れ。もうちょっとだけ歩いてね。
鉄塔到着。標高もあってる感じ。なんだ間違えてなかったじゃない(それが間違い)

鉄塔の先に双子山

さすがにハナが疲れてきたのでここから抱っこ

かーさん頑張るヨ
この後、だんだん道幅が広がってきて、「大平バス停近道」の案内板があったものの、大平がどこかわからず、「花菖蒲園の車道だろう」と思いこんでパスし、そのまま本道を進むと、道は林道になって轍まで出てきて、ジグザグ下りとなった辺りで、「これは間違えた」とはっきりわかったのだけど、とても登って戻る根性はなく、降りてから街歩きを覚悟する。
柏沢登山口に到着(振り返ったところ)

関係者以外進入禁止になってました
15時下山。幸い時間はたっぷり余裕がある。
しかし、この日は夏日で、山影から村道に出たとたん、ものすごい暑さに囲まれる。
T字路脇の公民館でしばし呆然休憩。写真を撮る気力もなし。
とりあえず、ハナとおやつを食べる。(転嫁行動というやつですかね)
あまり暑いので、いっそ夕方5時までここに座って涼しくなってから歩こうかとも思ったけど、下道歩きの距離も時間もわからないから、出発する。道の駅の方向だけはわかる。県道にさえ出られれば大丈夫。
車道歩き。暑い。。。。

頭の中に 「この日の田中、ロードを50Km進む」というフレーズが流れる
(グレートトラバース)
たぶん私は数キロ歩くだけ。田中さんの7000kmって、想像を絶する。でも背中にリュック背負って、前に7.5Kgの犬を抱えてる私もなかなかのハンデだと思う。
遠くに四阿屋山

さっきまであそこにいたんだな~(嬉)
ハナは犬用抱っこ斜めがけ袋に収まって楽ちん

でも実は、互いの体温でお互い暑い(^^;
道端で休憩

下校中の子供たちに「こんにちは~」って声をかけられる。
たぶん正面に見える山の手前までは行かないといけないはず。
実は心の片隅に、村営バスが通ったら乗せてもらえないだろうかという頼り気持ちがあったのだけど、途中から「絶対自力でやりぬく」って腹が固まった。せっかくの景色と、ハナとの時間を楽しみながら、とにかく一歩一歩歩く。それだけ。
やっと目指す県道が見えてほっとしたら、バス停(小屋になっている)に座っていた年配の女性から、「あら犬?」と声をかけられた。「よかったら休んでいけば」と言われ、しばしそこでおしゃべり。老年の男性もいて、「四阿屋山行ったんですけど下山道間違えて歩いているんですよ」と言うと、よく女一人で山に入れるね、勇敢だとびっくりされる。
いや、私もハナがいなかったら一人では山歩き怖くてできない。少なくとも、もっとたくさん人がいる山じゃないと一人では無理。ハナがいるから平気なのだ。
「よそから皆くるけれど、ここはいいところかしら? 自分は山育ちだけど、山も川も怖くて行ったことがない」と女性は言っていたけれど、遊びで訪れるのと住んで生活するのはね、やっぱり違うことだから。
話をしてるうちに元気が出て、残り1キロ強、無事に歩き通せました。
登山口の両神神社と薬師寺でお礼を言って、駐車場で二人でクールダウン。
ハナのハァハァがなかなか止まらなくて、1時間近く様子見。落ち着いたので薬師の湯でさっぱり。下山口に温泉があるのって最高。
帰宅準備をしていたら、となりのワゴン車の男性は、登山道具を車にしまってそのまま動く気配がない。このまま車中泊をして、明日両神山へ行くのかも。朝、花菖蒲園の職人さん達が、土日の両神山駐車場は、林道に3キロ車が連なるって言っていた。山歩き+3Kmってちょっと大変。
今回の反省事項とタラレバはたくさんあるけれど、無理かなと思っていた山頂直下の急登鎖場をハナと登れて頂上に行け、無事怪我もなく帰宅できたから、100%満足の山歩きでした。
花菖蒲は6月一週目あたりが見頃だそうです。
ちなみに、帰宅後の復習でガイド本に「鳥居山という名前は山中でどこにも出てこない」と書かれているのを発見。そんなのあり~?
@思いこみを「これは思いこみ」と気づく方法は?
>>お留守中のペットのお世話はお任せください(ペットシッターアンディーローレル)
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