思いつきで高尾山
2014/12/05 Fri. 23:45 [edit] - category:高尾・陣馬・上野原・大月
今日は大岳山へ行こう!と計画しているのだけど、雨が降ったり、疲れてて出かけられなかったりでタイミングがあわず、やっと行けるかと思ったら大寒波が来て、ビビりんの私は前日の夜またもや予定変更して、思いつきで高尾山へ行ってみることにしました。
東京で言えば、新宿、渋谷、原宿、銀座などと同じ、超メジャーな高尾山。今まで避けてたけど、言い訳で王道を避けるのが今までの人生と重なってなんか悔しいから、この先しっかり生きていくために、ちゃんと向き合ってみようと決意したわけです(意味不明)。
高尾山口駅の駐車場に車をとめ(11時)、清滝駅脇から稲荷山コースへ入ります

(この写真は帰りに撮ったから暗いです)

最初は足元濡れてたけど、途中からは乾いて快適な道が続きます。少しアップダウンあるけど、今まで歩いてきたところに比べれば全く楽勝。

途中、たくさんの人に会いました。人に会わない時間が1分たりともない感じ。今までほとんど人に会わないところしか歩いてないので、軽くカルチャーショック。
13時20分 山頂到着

素晴らしい眺望が開けてました。この標高や登りやすさでこの景色では、人が集まるのはわかるわ。

木の切れっぱしで一人遊びするハナ
そこにニャンコ登場。この子はあちこち登山者の近くへ行って食べ物をもらってました。処世術ばっちり、たくましい。

ふと、ニャンコに観察されてることに気づいたハナ

おそいよ(笑)
なんだかんだと1時間ほどゆっくりして戻ることに。帰りは日が暮れても心配のない表参道(1号路)から。駐車場の閉鎖時間もないし、道迷いの心配もないし、気楽だ~(14時半出発)

北側の景色。今日はあそこへ行くはずだったんだよ。年内に行けるかな。

紅葉はほどんど終わってたけどここはきれいでした

途中のお店の脇につながれていたワンコ。パピヨンの仔犬かな? 通る人たちにかわるがわる可愛がられてました。ハナを見つけてロックオンしてるので、お互いが吠える前にそそくさと退散。

病院道コースへの分岐点からの景色。海が見えるって感激。
舗装道路を歩いてても楽しくないので、1号路からそれて病院道コースへ

入口に「上級者コースだから装備のある人しか入れません」という看板が出てて、私、上級者じゃないし(初級者だし)と逡巡したけど、これはたぶん、ケーブルカー利用の普段靴にジーパンやスカートなどの街着で来ている人に向けてのアナウンスだろうと思ってスルー

急なジグザグの下りが200m近く続いたけど、石老山の下りに比べれば、谷は明るいし道幅はあるしでなんのことはなし。
途中、琵琶滝へは行かず巻き道で病院裏へ出る予定だったけど、たぶんもう来ないから琵琶滝を見て


沢沿いの6号路を歩いて

無事6号路入口まで下山。ひんやりしてて静かで、暑い時期はこの道は気持ちいいかも。

清滝駅で記念写真(16:30)
11時から5時間半、よく歩いたわ~ とりあえず1回来てみて気が済みました。高尾山がとってもいいところだと、よくよくわかりました。ただもし今度来ることがあるならば、小仏峠から城山経由か、裏高尾からにしたいかな。
今回は、犬を連れて山歩きすることをすっごく考えさせられました。ほとんどの人は「可愛い~」とか「上まで行くんですか?」とか「頑張ってるね」とか、好意的な声かけをしてくれました。子供連れの方は「ほらワンちゃんも頑張ってるよ、頑張ろうね」みたいに家族の会話にもしていただりしました。でも、4人に1人は動物嫌いという統計があり、私の妹も昔犬に噛まれて犬嫌いなので、出会う方の中に犬が嫌いだったり怖いと思う人がいるだろうと心して、そういう方に極力不快な思いをさせないことを一番に考えて、人が来たら端に寄って待つ、むやみに人のそばに行かない、人がいるときはリードは最短、トイレは駐車場付近で済ませる、人が多いところではトイレさせない、などなど注意を払いましたが、それでも不快であると表わしてくる方もいました。
今回、これだけ人がいるところにわざわざ犬を連れて行く必要性はなかったと思ってます。ただ、ハナは私にとっては山登りのパートナーで、この子に励まされたり、不安を和らげたりしてもらえるから山の中を一人で歩けるんです。何よりハナが街中にいるよりずっと楽しくウキウキ動き回るのを見ているのが嬉しくて、一緒にいるその時間が楽しいというのもあります。もちろん話し相手でもあります。だから単にペットを(普段の散歩の延長で)山の中に連れて来ましたというのとは、ちょっと違います。
不快に思う方の中には、犬を連れて山にきていた人の行動で、何か嫌な思いをされたことがあるのかもしれません。ただまあそれを言うなら、平地の散歩でも、人間だけの場所でも似たようなところはあるように思いますが、私は今しばらく、場所を選びながらハナとの山歩きを楽しませてもらおうと思ってます。
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