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初・百名山「大菩薩嶺」その2 石丸峠~大菩薩嶺(ワンコとおでかけ) 


石丸峠から熊沢山へ向かって登っていきます。

途中から天狗棚山~小金沢山(右手)方面を振り返ったところ。
大菩薩嶺20150508
あの道をずーっと先まで歩いていってみたいなぁ

結構、急な坂道で、元気の出たハナがどんどん先に行くので、ただただ彼女の後にくっついて下だけ見て登って行き(※)、最初に思いこんだ右手の方へ向かっていったら、最後、道が消失。あれれ~~
大菩薩嶺20150508
ササ藪の中に踏み跡があったので進んでいくと

足元がだんだんふかふかになってくる
大菩薩嶺20150508
でも東京都水源の標識があるから道はあってるはず(勝手な思いこみ)

要するに、最初に右手だと思い込んだことで、周りを確認もせず(※)で下だけ見てて歩いていたから、熊笹山へ向かう分岐を見落としたのでした(アホ)。右側は論外な感じなので、左側に登山道があるのでは?と探したら、5mほど下に発見。でも石丸峠から小屋平へ戻る道なんじゃないかと不安になり、高度計を見ても確信持てず、一度戻ってみたけど分岐わからず、わかんないからまたここへ戻って道に下り、
大菩薩嶺20150508
コンパス方向へ歩きました。

ちょっと行くと標識が。道、あってました。
大菩薩嶺20150508
冷静に考えれば、小屋平から登って来た道は上も下も笹原だったのだから、これは違う道(大菩薩峠へ向かう道)だとわかるもんだけど、焦るとダメね。

歩いていると、父娘連れの二人に会い、石丸峠へはまだ登りますか?と聞かれ、少し行くと、石丸峠へ下りて行った男性が戻ってきて追い越して行きました。ここって簡単往復路なの?

一生懸命歩いていたら、唐突に人工物が現れ
大菩薩嶺20150508
テレビで見た介山荘に到着(13:10) ほっとした~

セルフタイマーで写真を撮りましょ
大菩薩嶺20150508
失敗!

ぴ、ぴ、ぴ、 はいいきますよ~
大菩薩嶺20150508
パチリ

大混雑を予想してたけど、ほぼ誰もおらず。みんな下山しちゃった?

ここで大誤算に気づく。気分はもう、あとちょっと歩けばゴール(大菩薩嶺)だったのに、見れば、大菩薩嶺はずーっと遠くではないですかっ。1時間かかるよ。ヤマレコとかに「すぐ着いた」とか書かれてて、勝手にお手軽イメージ抱いちゃってました。あちゃ~
大菩薩嶺20150508

そして、熊沢山までの涼しい快適な道とは異なり、この土と石だけの道になったとたん直射と反射日光でものすごく暑い(><)
大菩薩嶺20150508
かーさんもだよ、でも頑張ろう

ここからは少しすれ違う人も出てきて、ちょくちょく声をかけてもらいました。犬が嫌いな人もいるから、すれ違う時は二人で端へ避けるのだけど、「おいで~」って言ってくれる人がいると、ハナは大喜びですっとんで行ってしまいます。なでて可愛がってもらうと元気でるみたい。ありがたいです。

この辺りで出会ったご夫婦は、実家でチワワを飼っているんですよ、なんて話をしてくれて。

大菩薩峠の上の岩場から。富士山や南アルプスは霞んで見えないけど、高いところから累々と連なっていく景色を見るのは爽快。
大菩薩嶺20150508
ここで下って来た男性4人のパーティーに話しかけられ、小屋平の停留所で我々を見かけ、ここから登るのかとびっくりしたとのこと。そういえば、車何台かとすれ違った記憶がある。いろいろ話をしててふとハナをみると、ちゃっかり一人の男性に甘えてなでてもらってる(笑) 頂上まであと少しだから頑張ってと声をかけてもらって元気が出る。

サイの河原小屋
大菩薩嶺20150508
なんとか15時までに山頂へ行きたいから頑張って!

ひゃ~ この暑さの中、あそこまで急ぎで行くのはちょっとしんどいな~
大菩薩嶺20150508
下りは抱っこしてあげるから、登りはちょっと頑張ってちょうだいな

途中の岩場は、足場がなくてちょっと難儀はしたけど無事通過。が、我々どうも、端のはずれを歩いていたらしく、真ん中を降りてきたご夫婦が、先にハナを見つけて「あら、犬が!」とびっくりされていた。女の子ですか?女の子なら連れてきても大丈夫よね、いくつですか、などなどいろいろおしゃべりして。

頑張って歩いたけど、頑張りすぎても下山できなくなっちゃうから休もう! 標高2000mだ(わーお)
大菩薩嶺20150508

歩いてきた道を振り返る。でも通って来た実感がない(^^;
大菩薩嶺20150508

今度こそ、あれが雷岩かな。
大菩薩嶺20150508

ここですれ違ったご夫婦に、「単独行ですか? 家内も今、単独行に挑戦中なんですよ」と声をかけられ、「いえいえ、私たち二人連れですから」と笑って答えて。でも考えてみれば、全部私が一人で責任負って無事家まで帰らないといけないから、確かに単独行といえばそうなのだけど(登山届も 単独+犬1匹 で出した)、私の気持ちの中では二人で一緒だから怖くないし励まし合って頑張れるから2人パーティなんだけどね。

唐松尾根はもうすぐですか?と聞いて確認して、お互い「お気をつけて」と別れました。

やっと大菩薩嶺到着!(14:37) 初百名山だ~ 感激
大菩薩嶺20150508

大菩薩嶺20150508

二人で頑張ったご褒美に、ここまでとっておいた美味しいもの食べます
大菩薩嶺20150508
ステラおばさんのマカダミアナッツクッキーとミルクティ

ハナは ささみ巻きジャーキー(ミニサイズ)
大菩薩嶺20150508


山頂は、見聞きしていた通り、さほど広くないし木々に囲まれて展望はなく、
大菩薩嶺20150508
伊豆ヶ岳頂上を平坦にしたらこのくらいかも

でも、すごくいい雰囲気に満ちていて、
大菩薩嶺20150508

大菩薩嶺20150508

大菩薩嶺20150508

大菩薩嶺20150508

丸川峠方向
大菩薩嶺20150508

雷岩方向
大菩薩嶺20150508

この空間だけ特別に祝福されているような感じがする。ずっとここに居たいな。

と言ってもいられないので、仕方ない、帰りましょう(15:05)。
約束通り、ここからハナを抱っこ。抱っこひも出したら、そそくさと足元に寄ってきました。いつもは抱っこ大嫌いなのにね。

雷岩から唐松尾根へ下る入口。景色は見納めましたか?
大菩薩嶺20150508

ざらざら岩だらけのところを
大菩薩嶺20150508

下っていきます
大菩薩嶺20150508

抱っこ紐はショルダー式なので、荷重7Kgを一気に右肩で支えたまま、両手ストックでおりていきます。ガッツだ!!

大菩薩嶺20150508
こんな感じのところを必死で延々100m降りてきて

きれいな青空に見とれたりして
大菩薩嶺20150508

石だらけ道の一旦終わりが見えました(ほっ)
大菩薩嶺20150508

途中尾根から下は大菩薩嶺稜線は見えなくなり、道が平らになったところでハナが降りるというので降ろしてやって歩いていると、男性が一人登ってきました。山頂まで45分くらいで行けますか?と聞かれて、「我々15時に出てきて今は・・・」と時計をみると16時。福ちゃん荘手前までで1時間かかってました。「この子を抱っこして降りて来たので時間かかってますが」と伝えましたが、どうだったかな。

やっと福ちゃん荘が見えました
大菩薩嶺20150508
上で会ったご夫婦が「お~元気で降りて来たねぇ」って笑顔を向けてくれましたが、いえいえ、この子、下山で歩いたのは5分ですからっ

無事、駐車場到着(16:40) 日が長いから助かる
大菩薩嶺20150508

たくさんいた車も残りわずか
大菩薩嶺20150508

下りの林道途中からの大菩薩嶺
大菩薩嶺20150508
さっきまであそこにいたんだなぁ~

夕日差し込む丹沢方面
大菩薩嶺20150508
一日頑張ったご褒美絵画だ

帰りは大菩薩の湯と決まっているらしいので寄りました
大菩薩嶺20150508

2時間後、夜景が綺麗でした
大菩薩嶺20150508
介山荘に泊まったら満天の星空見えるのかな


さすがに疲れて、談合坂でお蕎麦を食べ水の補給をしたあと、車中で仮眠。23時に出て、帰ったのは0時でした。いや~二人でよく遊んだわぁ。

今回のルートは
 上日川峠(9:30)=小屋平停留所=石丸峠(11:20)=熊沢山大菩薩峠(13:10)=大菩薩嶺(14:40)=唐松尾根=上日川峠(16:30)

山頂到着が遅かったので、誰もいなかったのは結果よかったけど、一番暑い時間に石の稜線を登ったのはきつかった。でも、上日川峠から石丸峠への道は快適で変化に富み、トータルとしてみれば、いろいろな場所や景色を楽しめて、とてもgoodなルートだったかな。大菩薩峠から大菩薩嶺へのメインルートで、のんびり景色を楽しむ時間も余裕もなかっったのだけが心残り。

石丸峠を登りにしたのは、人通りが少なそうで、夕暮れ近い時間の下山に使うのは避けたかったから。もし暗くなっても、メイン通りの唐松尾根だったら不安なく下りれるだろうと思ったからで、逆に稜線のことを考えると、山頂から大菩薩峠へ下る方が景色をゆったり楽しみながら歩けると思う。

ここは是非また行きたいな。次回は秋に、唐松尾根から上がってみようかな。


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tag: 大菩薩嶺  熊沢山  大菩薩峠 
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